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目からうろこ鼻からたらこ

建築系ジャニヲタ。

市場三郎〜温泉宿の恋〜とシアタードラマシティ


幕開けからやっとこさ、入館してきました。



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んんん〜いいお湯だった!!

今回はシアタードラマシティと市場三郎〜温泉宿の恋〜について考察したいと思います。


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今回は設計図がネットや本に載ってない上に、劇場内撮影禁止ということで、大変でした。
しかも、会場撮影がダメならということで、会場内のフロアマップ撮ろうとしたらそれもダメですとお姉さんに止められまして..........余計な仕事増やしてすいませんでしたお姉さん..........

濵ちゃんによるキャスト紹介VTRを観ながらスケッチして、会場を歩き回って吸音装置や照明設備を見て、
歩数や手の大きさで座席角度や詳細サイズを測って、

でも幕が開いた状態でずっとVTRが流れていたお陰で、どこの座席でどのような聴こえ方、見え方なのかがすごく観察しやすかったです。


シアタードラマシティは梅田芸術劇場の地下一階にある中規模劇場である。
上演されるのはミュージカルや落語が中心。
比較的実験的な演劇が上演されることが多い。
今回の市場三郎も類にもれず新しいジャンルの劇だった。



収容人数は898席 。
シアターBRAVA!が1098席というのに比べれば本当に客席と舞台が近い劇場だ。

足元もゆったりとしていて座り心地がいいと評判の劇場である。

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グローブ座との一番の違いは二階席のないワンフロアの劇場ということ。
横16m奥行14,5mというのは劇場としては横が短い方。

横が狭いと何がいいのか、端の席でも見切れるということがないので、壁ギリギリまで客席を作ることができ、さらに音の聴こえ方が中央とはじで変わるのだ。

そして席がギリギリまで作れるということが、
座席によって見方が大きく変わるということでもある。


グローブ座とシアタードラマシティとでは、
シルエットがメインのこのシーンの印象もだいぶ変わるのではないかと思う。

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さて、この劇場で課題となるのが音の響き。

狭い劇場故に音が跳ね返りすぎないように、最大限の工夫が凝らされている。



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まず写真の白いところに立った時、
ここでは15列目と16列目の間の壁に、舞台からの直接の音と舞台左右のスピーカーからの音がもろに混ざり合いぶつかるカオスな状態の音が聞こえる。


「「「ホォットパァ〜ン、だぁーれだあなたはホットパァ〜ン♪」」」

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というふうに混ざり合い響き合い、わんわんわんと音が聴こえる。


ホットパンツが現れた時、この通路はまさにホットパンツのハーモニーが響き合うホットパンツのサンクチュアリと化す。



公演開始前に立ってみたが、濵ちゃんによる自己紹介VTRがだいぶエコーのかかった状態で聴こえてきた。


しかしながら、15列目の人はそんな聴こえ方しなかったと思うだろう。
これは、15列目と16列目の間の通路幅が、跳ね返った音が通路に落ちるような幅に設計されているからだ。


また音を響かせないように音を吸収する吸音装置というストッキングの膜のような部分が普通、劇場にはいたるところに存在するのだが、
このシアタードラマシティは舞台脇スピーカーの真下に大きいものが2つと、16列目以降にちょべっと両脇に付いてるだけ。

これは両脇のザラザラとした石の壁が音を分散させているためだ。

これだけの狭さで、音をここまで響かせずに、いかにお客さんの耳に届く生音の比率を高めるかをよく考えた会場設計だと思う。

ホールでも生声がよく通る濵ちゃんが、アカペラで歌を聴かせる場には最適の劇場なのだ。




そしてこのなだらかな、傾斜。


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これが傾斜があり、舞台を見下ろしているのに一体感が出る秘密だ。

確かに少し前の人の頭が若干かぶる。

しかし劇場にいる観客に舞台に入り込みつつも、他の観客を風景とみなさせる。

濵ちゃんが歌うオーハッピーデイに手拍子で体を揺らし、会場全体が濵ちゃんと市場三郎を楽しんでいる幸せ空間を作り出しているのだ。

シアタードラマシティが
市場三郎とファン、ファンとファン同士の距離感を作り出しているのだ。



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この舞台では度々ミラーボールが使用された。

このミラーボールをうまく反射させるために、天井にも工夫があった。
ミラーボールの光は天井に反射すると、ミラーボールの根元に∞マークを生み出す。


これが客席に反射するなんてことがあったら台無しだ。
ミラーボールの光が反射しないように、∞マークの長さに合わせてミラーボールの根元の天井は柵状になっている。




この配慮のおかげでジャニーズWESTの舞台にも関わらず謎の巨大∞(エイトマーク)がララの足元に、なんていう事態にはならないのだ。

シアタードラマシティ、すごいんだぞい。

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シアタードラマシティは都会にある劇場にも関わらず、楽屋に窓があって開けることが出来る。
楽屋は地下ではなく地上階以上にある。

市場三郎が大阪にやって来た5/13〜14はピーカンピーカンの日本晴れ。

見慣れた梅田の街並みと、明るい日差しと、
外から聴こえるファンの声を遠くに聞きながら、
楽屋の濵ちゃんは千秋楽に向けてかなりリラックス出来たのではないかと思う。


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多くの若手役者がシアタードラマシティで実績を積み、メインホールでの公演を果たしている。

しかし、市場三郎さんがグアム旅行に私たちを連れていってくれる時はぜひ、またこの梅田芸術劇場のシアタードラマシティでお願いしたいと思った。


また市場三郎さんが、
ホットパンツの妖精が、
ララちゃんが、
秘宝館が、
やぎが、
ニートが、
野球少年が、
TAMERのような上司が、
素敵なざわざわが、
お手紙が降り注ぐロマンチックなあの世界が、

ポポーンと私たちの前に現れてくれることを願って!ぃよぉ〜ぉっ!(パン!)